イスラム団結国際会議が最終声明を発表
11月 17, 2019 17:29 Asia/Tokyo
テヘランで開催された第33回イスラム団結国際会議が16日土曜夜、最終声明を発表し、閉幕しました。
イルナー通信によりますと、今回のイスラム団結国際会議の参加者らは、会議の最終声明において、「世紀の取引」の枠組みで行われている、イスラム教徒の最初のキブラ(礼拝の方角、ここではエルサレム・アクサーモスクを指す)への侵略を非難すると共に、この聖なるモスクの防衛に向けイスラム諸国が取り組むことを求めました。
この声明ではまた、世界の自由な人々に対し、抵抗の戦線への支持、イスラム共同体の尊厳や名誉の維持、シオニスト政権イスラエルや米国による犯罪への対抗で一致協力するよう呼びかけています。
さらに、パレスチナ・ガザ地区へのシオニスト政権イスラエルの最近の攻撃を強く非難し、パレスチナ人がこの侵略に回答しガザ封鎖を破る権利があることを強調しています。
会議の参加者はさらに、パレスチナ、アクサーモスク、抵抗の戦線を擁護するイランの基本的な立場を賞賛し、イラン国民を標的にした米国の経済戦争や違法な行動を非難しました。
第33回イスラム団結国際会議は、「アクサーモスクを防衛する上でのイスラム共同体の団結」をテーマに世界90カ国から400人のゲストを迎え、今月14日~16日にテヘランで開催されました。
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