テヘラン市民が、騒乱を起こした暴徒らを非難する抗議行進(動画)
11月 25, 2019 21:22 Asia/Tokyo
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テヘラン市民による暴徒らの暴力行為を非難する抗議行進
テヘランで25日月曜、多数の市民らが街頭に繰り出して、この度の騒乱を起こした暴徒らを非難する抗議行進を行いました。
この行進に参加した市民らは、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」、「暴徒に死を」のスローガンを叫んでイランの治安や体制への支持を訴えました。
人々はまた、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師が行った表明を支持するとし、公共物を破壊し放火するなどの暴挙を繰り広げた暴徒らへの強い嫌悪を示しました。
イランでは、今月15日から燃料(ガソリン)価格改定案が施行されましたが、これに伴いテヘランやその他の一部都市で平和的な抗議デモが実施されていました。
このデモに乗じて、事前に訓練を受けた暴徒らが抗議する市民に紛れ込み、公共物や私有財産、銀行や病院の緊急外来受付センター、救急車、公共の運輸・交通機関などを破壊するなどの行動に出ました。
ハーメネイー師は17日、燃料消費管理案施行後に発生した一連の問題に関するイスラム法学外の講義において、「一部の人々が今回の決定を憂慮し、不満を抱くのはもっともだ。だが、器物の破壊や放火は市民のすることではない。これは暴漢や暴徒らの所業である」と呼びかけていました。
イラン各都市では市民が連日、暴徒らへの嫌悪を示す抗議行進を開催すると共に、国家の体制や安全保障を支持する旨を訴えています。
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