イラン国民が、国の安全と力を支持する大行進を実施
11月 26, 2019 04:37 Asia/Tokyo
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テヘランの人々による大集会
イランの人々が大行進を開催し、暴徒らに従わない意向を示すとともに、暴徒による背信行為への嫌悪感をアピールし、国の安全と力への支持を表明しました。
イランでは、今月15日からガソリン価格の改定案が実施されたことを受け、テヘランやその他の一部の都市で市民による平和的なデモが発生しました。
一方、事前に訓練された暴徒らが抗議するこれらの市民に混じって、公共物や私有財産、銀行や病院の緊急医療センター、救急車や公共の運輸・交通機関などの器物を破損しました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は今月17日、燃料消費管理計画実施後に発生した一連の問題に関して、「一部の人々がこの決定を懸念し、また不服とするのは確実だ。だが、器物破損や放火は市民のすることではなく、暴徒らの行いである」と述べています。
こうした中、この数日間にイラン全国で市民が数百万人規模の大行進を開催し、一部の都市で暴徒らが抗議デモに乗じて暴動に走り、公共物を破壊したことを非難しました。
これに関して、テヘランの人々は25日月曜、数百万人規模の集会と大行進に参加し、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」、「暴徒に死を」などのスローガンを叫びました。
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官は、テヘランの人々による大集会において、「敵がイランのレッドラインを超えれば、彼ら自身が破滅することになる」とし、「イラン国民の生命や財産、威信を傷つけようとする者は全員、厳しい処罰を受ける」と語っています。
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