イラン国会議長、「シリア問題解決でのイラン、トルコ、ロシアの活躍が米とテロリストの挑発行為を粉砕」
12月 15, 2019 15:59 Asia/Tokyo
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ラーリージャーニー国会議長
イランのラーリージャーニー国会議長が、「シリア問題の解決にイラン、ロシア、トルコが大きな役割を果たしたことは、アジア的外交の台頭の実例であり、これはかなりの割合でアメリカとテロリストによる共同の挑発行為を粉砕できた｣と語りました。
ラーリージャーニー議長は１４日土曜、トルコ・アンタルヤでの第１２回アジア議会総会において、「アジア的な外交は国際舞台におけるもっとも活性的な可能性の１つだ」とし、「中国との関税をめぐる貿易戦争、ロシアやイランに対する制裁、トルコに対する言いがかり、一部の地域諸国に対する不当な強要といった敵対的な行為は、特にアメリカをはじめとする西側諸国が、世界の有力国としての立場をアジア諸国に明け渡すことを容認できないことを示している｣と述べました。
また、地域における情勢不安の扇動やテロリスト支援といったアメリカの破壊行為の一部に触れ、「これに関して、アジア的な通商・通貨取引構造の構築、軍事・安全保障面での取り決め、科学技術・学術面での協力が、これまで以上に必要性を増している」としました。
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