イラン国会議長補佐官、「イラクでのテロ対策拠点の爆撃は、ISISへの米の支援」
(last modified Tue, 31 Dec 2019 11:22:09 GMT )
12月 31, 2019 20:22 Asia/Tokyo
  • アミールアブドッラーヒヤーン特別補佐官
    アミールアブドッラーヒヤーン特別補佐官

イランアミールアブドッラーヒヤーン国会議長国際担当特別補佐官が、「アメリカは、イラクの独立性と領土保全を侵害すると共に、公然と同国のテロ対策拠点を爆撃した」としました。

アミールアブドッラーヒヤーン特別補佐官はツイッター上で、「イラクでISISの危機が最高潮に達した時期に、アメリカはイラク北部モスルでの米軍司令官とISISの指導者らとの関係を裏付ける証拠を入手したが、それに対する説得力のある回答を提示しなかった」と語りました。

また、「アメリカは現在、イラクの領土保全や独立性を侵害し、テロとの戦いで活発化している拠点を爆撃しているが、この行動は、ISISに対するアメリカの歴然とした支持を示すのではないだろうか」との疑問を提示しています。

29日日曜夜、アメリカの無人機がシリア・イラク国境地帯にある民兵組織・ハシャド・アルシャビの拠点を攻撃し、これにより少なくとも同組織のメンバー30人が殉教、ほか51人が負傷しました。

イラクの政府関係者と国民は、これまで何度も、イラクにおけるアメリカの占領行為の停止を求めています。

 

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