イラン外相、「二者協議に関する米大統領の発言は妄想」
(last modified Mon, 27 Jan 2020 06:37:32 GMT )
1月 27, 2020 15:37 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、ツイッター上でアメリカのトランプ大統領に対し、「イランとの二者協議に向けたアメリカ政府の工作は空虚な妄想だ」と語りました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は26日日曜夜のこのツイートで「協議のための唯一の道は、安保理常任理事国プラスドイツという6カ国グループでの枠組みによることであり、さらに2017年以前の状態への復帰が条件だ」と述べました。

トランプ大統領はツイッター上で、「イランは、米国が制裁を解除する事を条件に米国と協議する用意がある」としていました。

また、イランとしては一笑に付すしかないこのツイートは「米国はこの条件を受諾するつもりはない」と続けています。

トランプ大統領を初め米政府関係者はこの数ヶ月、何度も対イラン協議を模索していると主張してきました。

米国は2018年、数年間にわたる協議の成果としての核合意から違法に離脱し、核関連の対イラン制裁を復活させました。

国際合意としての核合意が定めた約束に違反し、合意から一方的に米国を離脱させて核関連の対イラン制裁を再発動したトランプ大統領の行動は、国内外で大きな非難を浴びました。

 

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