イラン外相、「『世紀の取引』発表は死産に等しい」
1月 28, 2020 15:44 Asia/Tokyo
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、パレスチナ・イスラエル問題に関する空想的な解決案「世紀の取引」を、始めから死んだ状態にあるとしました。
ザリーフ外相は27日月曜、ツイッター上で「民主主義の擁護者を自称する者たちは、死んだ状態で世に出る「世紀の取引」の代わりに、“イスラム教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒を含む全パレスチナ国民投票によって将来を定める”という、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師提案の民主的解決案を受け入れたほうが賢明だ」と語りました。
アメリカのトランプ大統領は、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相やベニー・ガンツ政党連合「青と白」共同代表と会談の後、28日火曜に「世紀の取引」の詳細を公表する予定です。
アメリカおよびシオニストが計画した「世紀の取引」案では、イスラエルの占領下にある聖地ベイトルモガッダス・エルサレム全域と、ヨルダン川西岸に現在存在する入植地は、シオニスト政権イスラエルに与えられ、他国に移住しているパレスチナ難民の祖国帰還の権利は認められないとされています。
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