イラン最高指導者顧問、「アメリカの地域駐留は終わった」
2月 09, 2020 17:39 Asia/Tokyo
イランイスラム革命最高指導者の国際担当顧問であるヴェラーヤティー氏が、「今日、イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官が流した血のおかげで、アメリカ軍の西アジア駐留が終わった」と語りました。
イルナー通信によりますと、ヴェラーヤティー顧問は8日土曜夜、テヘラン南方にあるゴム市で行われた故ソレイマーニー司令官の記念行事において、「アメリカは、ソレイマーニー司令官暗殺というテロ行為によって抵抗の前線に立つ者たちが沈黙すると考えているが、イラン、シリア、イラク、レバノン、パレスチナにおける抵抗の枢軸の力は、現在最高潮に達している」と語りました。
また、アメリカによるソレイマーニー司令官暗殺はアメリカの愚かさの極みを示しているとして、「このアメリカのテロ犯罪は、彼らの思惑が外れたことを再び衆目に晒した」と指摘しました。
同顧問はさらに、親イスラエルに偏向した愚かで悪意に満ちた「世紀の取引」案を、パレスチナの各勢力がひとつになる契機だとしました。
イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は先月3日、イラク政府の正式な招待により同国を訪問していた際、イラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官やその同行者ら8名とともに、イラク・バグダッド空港付近でアメリカ軍のテロ空爆を受け、殉教しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ