イラン当局者、「イラクでのあらゆる米国の軍事行動はISISの攻撃に等し」
(last modified Tue, 31 Mar 2020 09:09:31 GMT )
3月 31, 2020 18:09 Asia/Tokyo
  • レザーイー書記
    レザーイー書記

あるイラン政府高官が、イラクでのあらゆる米国の軍事行動はテロ組織ISISの攻撃のようなものとしました。

イラン公益評議会レザーイー書記は31日火曜、自身のツイッター上で、テロと侵略は、国家の形であれ、グループの形であれ、そこに違いはないと強調し、「アメリカイラクを去るべきであり、さもなくばイラク国民が何らかの形で米を追放するだろう」と語りました。

イラクでの米軍部隊の移動における疑わしい軍事行動と、いくつかの抵抗グループを標的にしたアメリカ政府の試みについての報告を受け、イラクでは米国の利己的な措置に対する深刻な懸念が浮上しています。

同時に、イラクの一部のイスラム抵抗グループは、これらの疑わしい米国の動きに対し、沈黙することなくこれに対して反応を示すと発表しました。

いくつかの報告では、新しい米国の軍事行動を軍事クーデターの可能性に関連付け、と同時に、イラクでの政治的アプローチを変更させるための圧力の行使は、米国の政策に有利となるとみています。

イラクでの米軍

フランス通信は30日夜、米国がイラク北部のアルビールにある軍事基地と西部アンバール州のアサド基地にパトリオットミサイル防衛システムを配備したことを暴露しました。

これらの動きは、対ISIS軍と称される米国主導の多国籍軍が29日日曜、イラク北部キルクークにある基地から部隊を撤退させ、その装備をイラク警部軍に移管したと発表した中で生じています。

 

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