イラン外務省報道官が、安保理決議第2231の解釈をめぐる英仏の立場を批判
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官は、同国の衛星ヌール打ち上げをめぐるイギリスとフランスの立場を否定し、それは彼らのダブルスタンダードと専横な米国を容認してきたことから生じていると述べました。
イルナー通信によりますと、ムーサヴィー報道官は24日金曜夜、衛星ヌールに関する英仏の立場は容認できないとし、「平和目的で宇宙技術を使用することはイランの防衛計画と科学的発展の一部である。いかなる国際条約もイランによるこの技術の獲得・開発を妨げることはできない」と語りました。
ムーサヴィー報道官は国連安保理決議2231への英仏による一方的な解釈を強く否定し、「イランの核計画は、イスラム革命最高指導者の教令とIAEA国際原子力機関の報告に沿った平和目的に限定したものだ。したがって防衛目標によるイランの宇宙計画は、この目的以外で設計されていない」と強調しました。
さらに、「米国によるイラン核合意離脱、連日のように強要される違法な制裁、国連安保理決議2231への常時違反、こうした中で、ヨーロッパ諸国が米国に無反応かつ非難を控えていることは驚くべきことだ。これは彼らのダブルスタンダードな本質、国際舞台において米国の専横さに屈していることの表れだ」と指摘しました。
また、「英仏はこの地域に緊張を生み出してきた長い歴史を持つ。その一方で現在、この地域の安全を懸念しているが、彼らの不安定化政策は地域の安全・安定回復の重大な障害になっている」とも述べました。
一部の同盟国とともに常に高度な技術の独占に努めてきた米国は、ロケットと衛星を宇宙に打ち上げるというイランの行動が、国連安保理決議2231に矛盾すると主張しています。
ロシア外務省のザハロワ報道官は23日夜、イランによる衛星ヌールの打ち上げに言及し、「国連安保理決議2231及びイラン核合意は、イランの宇宙及び宇宙問題における平和目的の進出を禁止していない」と語りました。
イラン初の軍事衛星ヌールは22日水曜、同国イスラム革命防衛隊の手で同国中部にあるキャヴィール砂漠から3段式の衛星運搬ロケット・ガーセドに搭載して打ち上げられ、地上425㎞の周回軌道に乗りました。
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