イラン国家安全保障最高評議会、「対イラン武器制裁の違法継続は、核合意の永遠の滅亡」
May 03, 2020 17:48 Asia/Tokyo
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シャムハーニー書記
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記は、「死んでいる状態の核合意は、国連安保理決議第2231号の回避とイランへの武器制裁の違法継続により、永遠に滅亡するだろう」と強調しました。
シャムハーニー書記は3日日未明、自身のツイッター上で、制裁という名のウイルスは、衰退した覇権を存続させるための米国政府の手段であるとし、「ヨーロッパはどちら側が立っているのか?≪威信を維持し、多国主義を強化する≫あるいは≪屈辱を受け入れ、一国主義を助ける≫」と書いています。
ポンペオ米国務長官は最近、「アメリカは国連安保理決議第2231号を決議した一員であり、イランへの武器制裁の延長を要求できる」と主張しました。
国連安全保障理事会の対イラン武器制裁は、2006年と2007年にイランへの武器販売とイランからの武器の輸出を禁止するために制定されました。
核合意により、この制裁は、今年10月18日にIAEA国際原子力機関がイランの核計画が平和的であると確認した後に、制裁は2020年10月18日に解除されることになっています。
イランのザリーフ外相も2日土曜、自身のツイーッター上で、「世界最大の武器販売国であり軍事支出国である米国が、今、イランへの武器制裁の解除について懸念している」としました。
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