イラン外務省報道官、「イランの政府系機関や高官への制裁は、アメリカが万策尽きた表れ」
May 21, 2020 17:55 Asia/Tokyo
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「イラン高官に対する、結果につながらず繰り返されるアメリカの盲目的な制裁は、同政権の脆弱さや、万策尽きて方向性を見失っていることの表れである」と述べました。
ムーサヴィー報道官は、米政権の制裁への依存が、秩序や国際法に反する違法で横暴な同国の行動を表していると強調し、「イランの内務大臣、警察指揮官、その他の当局者に対する、結果につながらず繰り返されるアメリカの盲目的な制裁は、相変わらずの幻想と無能な相談役らから受けた影響に基づいており、イラン政府と国民の鋼鉄のように固い意志に対峙した、同政権の度重なる失敗に反応してのものである」と述べました。
また続けて、「最近のイラン当局者に対する制裁は、国連安保理決議第2231号の著しい違反、かつ国際法遵守の責務の明らかな放棄であり、国際社会はこの件について、アメリカに責任を追及すべきである」としました。
そして、「イランの司法・治安機関やその高官の名前が制裁対象に加えられたことは、アメリカの過去の制裁が完全に失敗したことを示している」と指摘しました。
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