イラン中部イスファハーンのイマーム広場が、ホライズン2020に登録
May 30, 2020 16:24 Asia/Tokyo
イラン中部の古都イスファハーンにあるイマーム広場(=ユネスコ世界遺産)が、ホライズン2020(全欧州規模で実施される、研究及び革新的開発を促進するための欧州研究・ イノベーション枠組み計画)に登録され、その最適な活用に向けて、さらなる経済投資の土台を作る研究対象として紹介されました。
イスファハーン大学国際学術協力局のタイイェビー主任は29日金曜、「イマーム広場は文化財、都市、歴史、経済の各分野で独自の特徴を有している。それがホライズン2020の研究材対象に選ばれた理由だ」と説明しました。
また、「この『世界中の重要な都市の文化遺産の新しい活用法の定義に向けた投資誘致連鎖』と題する研究プロジェクトは、ホライズン2020の枠組みで実施される」とし、「イマーム広場は、欧州連合によってこの研究プロジェクトに紹介、登録された」述べました。
ホライズン 2020は、2016年に欧州連合が立ち上げた、持続可能な開発、環境、クリーンエネルギー、文化遺産などのさまざまな分野における研究計画で、世界中のさまざまな機関や大学と協力・連携しています。
さらに、「このプロジェクトでは、世界の国々にある文化遺産という資産にさまざまな国、国際機関、起業家の注目を集め、それらの都市の文化的特徴に合わせた新しいモデルを設計することを目指している」と述べました。
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