イラン政府報道官、「イラン国民に対する米国の違法な制裁は失敗に終わる」
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イラン政府のラビーイー報道官は、米国の破壊的な措置は、他の国との適切な貿易関係の継続・強化、というイランの決意に影響を与えることはない、と語り、「イラン国民に対する米国の違法な制裁は何の成果にも至らない」と強調しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
6月 02, 2020 14:51 Asia/Tokyo
  • ラビーイー報道官
    ラビーイー報道官

イラン政府のラビーイー報道官は、米国の破壊的な措置は、他の国との適切な貿易関係の継続・強化、というイランの決意に影響を与えることはない、と語り、「イラン国民に対する米国の違法な制裁は何の成果にも至らない」と強調しました。

ラビーイー報道官は1日月曜午後、記者会見の席上で、ベネズエラ沿岸に着岸しているイランの石油タンカーおよび米国からの脅しについて指摘し、「イランの商品、輸出品を積載した船舶が航行することは、すべての諸国間の通​​常で慣習となった貿易の一環であり、イランとベネズエラの貿易も合法的貿易に基づき、また国際法に準拠したものである」と語りました。

また、イランは必要とみなす国すべてと貿易すると述べ、「ベネズエラ沿岸にイランのタンカーがいることは、イランとベネズエラに対する制裁という米国の政策が、再度失敗するという結果となった。アメリカはこの敗北を認める以外方策はない」としました。

さらに、米国黒人に対する米国政府の人種差別的アプローチをめぐって、イランの立場について言及し、「イランは米国とは異なり、他の国の内政に干渉しないが、米国での広範囲にわたる人種差別を懸念している」とも語りました。

ラビーイー報道官は、最近の事件は、米国には人権について他国に助言する権限などないということを示している、と強調し、「米国政府は世界を不安定にするのではなく、構造改革と経済的および人種的差別的不平等から解放された社会関係の再構築により多くの時間を費やすべきだ」と述べました。

 

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