イラン石油相、「OPECは協調減産の1ヶ月延長で合意」
6月 07, 2020 05:44 Asia/Tokyo
-
ザンゲネ大臣
ザンゲネ・イラン石油相が、「OPEC石油輸出国機構の各加盟国の石油・エネルギー大臣らは、1日当たり970万バレルの協調減産合意をあと1ヶ月延長することで合意した」と語りました。
第179回OPEC石油・エネルギー相会合は6日土曜、ビデオ形式でのアルジェリアのムハンマド・アルカブ・エネルギー大臣兼石油輸出国機構(OPEC)議長の冒頭演説により開幕しています。
ザンゲネ大臣は今回の会合の終了後、「OPEC加盟国は今回の会合において、これまでの日量970万バレルの協調減産合意を1ヶ月延長することで合意した」と述べました。
また、「各種の合意は、かねてからの予想通り進展した」とし、「今回の会合では、イラクやそのほかの複数の加盟国による、減産枠の合意遵守の度合いが検討され、今後数ヶ月のうちにこの違反を埋め合わせることになった」としています。
さらに、「ヨーロッパ産主要銘柄の北海ブレントの価格が1バレル40ドルに達したことは、OPECとそれ以外の加盟国を合わせたOPECプラスが、日量970万バレルの協調減産という正しい決断を下したことを示している」と語りました。
今回の会合に参加したOPECプラスの閣僚らは、今年4月12日にビデオ形式で実施された緊急会合において、今年の5月と6月の産油量を1日あたり970万バレル削減することを取り決めていました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ