イラン政府報道官、「米大統領の協議提案は見せかけ」
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イランのラビーイー政府報道官が、トランプ米大統領からの対イラン協議の申し入れについて、「協議や合意に向けたトランプ氏の誘いは見せ掛けだ」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
6月 08, 2020 21:00 Asia/Tokyo
  • ラビーイー政府報道官
    ラビーイー政府報道官

イランのラビーイー政府報道官が、トランプ米大統領からの対イラン協議の申し入れについて、「協議や合意に向けたトランプ氏の誘いは見せ掛けだ」と語りました。

トランプ大統領は今月5日、ツイッターでイランの政府関係者に対し、「大きな合意成立のために、アメリカ大統領選が終わるまで待つことはない」と呼びかけていました。

また、今年11月の米大統領選での勝利を断言し、イラン側に対し、「あなた方はよりよい合意に至るだろう」と書き込んでいました。

さらに8日の記者会見では、「イランは米国の選挙問題には用がない。これは米国内の問題だ」とし、「イランは、自らの国益に基づいて行動し、米国の選挙で誰が当選しようがイランにはどうでもよいことだ」と発言しました。

ラビーイー報道官は、米国が2年前に核合意を離脱したことを指摘し、「米国がイランとの交渉を切望するなら、かつて離れた協議の席に戻るべきだ」と述べました。

続けて、米国で拘束されていたイラン人学者3名の釈放を喜ばしいものだとし、「米国でイラン人拘束者釈放の傾向が続いている」としました。

最後に、「イランは、すべての外国人受刑者を交換する完全な用意がある」とした上で、「このプロセスが遅延した責任は、米政府側にある」と語りました。

 

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