6月 25, 2020 17:03 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー大使
    タフテラヴァーンチー大使

タフテラヴァーンチー・イラン国連大使が、「シオニスト政権イスラエルの占領地にパレスチナの一部を併合する計画は、国際法に反しており容認できない」とし、「アメリカは常にイスラエルを支援し、この犯罪に対する安保理の対処能力を奪った」と語りました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー大使は24日水曜、パレスチナ問題を巡る安保理の会合において、「パレスチナ占領が西アジア危機の主な原因となっている中、「イスラエルはパレスチナ土地の一部の併合計画の実施により、自らの犯罪や弾圧行為の新たな章を開こうとしている」と述べています。

また、「こうした拡張主義的政策は、西アジア情勢の複雑化を招き、地域や世界の平和と安全に甚大な影響を及ぼすだろう」としました。

さらに、「アメリカの対イスラエル支持により、イスラエルは責任を問われることなく更なる犯罪や専横ぶりに走っている。その例が、、国連憲章や安保理決議に完全に違反しての、入植地の新設、パレスチナ・ガザ地区の恒常的な封鎖、シリア・レバノンの国家主権侵害である」と語っています。

そして、「イスラエルはパレスチナ全土、シリアのゴラン高原、レバノンの一部の占領の終結および、10年以上のガザ地区封鎖解除を促されるべきであるとともに、地域の情勢不安を煽る活動のすべてを止めるべきだ」と述べました。

タフテラヴァーンチー大使はまた、「国連は、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都としたパレスチナの独立国家樹立および、国運の決定というパレスチナ人の本質的な権利回復に関して、自らの責務を果たす必要がある」としています。

最後に、「これに関して、安保理は自らの責務を履行し、イスラエルによる脅迫や犯罪の発生を阻止するとともに、現実的な行動をもって、パレスチナ国民の否定できない完全な権利回復を支持すべきだ」と語りました。

 

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