イラン外務省報道官、「イランとベネズエラは米制裁に強固に対峙」
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、ツィッター上で「イランとベネズエラはアメリカの違法な制裁に対し強固に立ち向かう」と語りました。
イルナー通信によりますと、ムーサヴィー報道官は25日木曜未明、ツィッターのメッセージにおいて、ベネズエラへ燃料を輸送した5隻のタンカーのイラン人船長たちがアメリカにより制裁対象とされたことに反応を示しました。
同報道官は、「『憎悪長官』と呼ばれるポンペオ米国務長官の発言のような、万策尽きたあげくにアメリカが取っているイラン国籍の個人に対する措置は、ただ単に『最大限の圧力』政策という不運な敗北の印でしかない」と語りました。
また続けて、「アメリカの圧力にもかかわらず、イランとベネズエラはアメリカの違法な制裁に対して強固に立ち向かうだろう」としました。
ポンペオ国務長官は24日水曜、ある記者会見において、ベネズエラへ燃料を輸送したタンカーの船長であるイラン人5人を米政府が制裁対象とすることを発表しました。
イランは最近、アメリカの制裁に直面しているにもかかわらず、ガソリンを積載した5隻のタンカーをベネズエラへ派遣しました。専門家らはこの措置を、イラン政府にとっての大きな成功だとしています。
積載されたイラン産燃料がベネズエラへ引き渡されたことにより、ベネズエラ政府は新しいシステムを用いて同国全土への燃料供給を開始することができました。
アメリカ政府はこれ以前、イラン・ベネズエラ両国政府間の新たな経済的結びつきを壊そうと、これらのタンカーがベネズエラに到着するのを防ぐための措置を取ると脅迫していました。
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