6月 30, 2020 13:36 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー・イラン国連大使
    タフテラヴァーンチー・イラン国連大使

タフテラヴァーンチー・イラン国連大使は、「イラクの旧バアス党政権独裁者、故サッダーム・フサインに化学兵器を提供した米国とその同盟国は、この点においてその責任をとるべきであると述べました。

1987年6月28日、イラクのバース党政権はイランの国境の町サルダシュトに化学爆弾を投下しました。 この攻撃により、110人が殉教し、8000人以上が化学薬品により負傷しました。

タフテラヴァーンチー・イラン国連大使は29日月曜、ツイッター上で、ポーランド系の米国政治家でカーター米政権時に国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めたズビグネフ・ブレジンスキー氏の発言を収めた動画を掲載し、特にイランのサルダシュトの町に対する化学兵器による空爆について、「サルダシュトでのサッダーム政権による犯罪から33年たった今でも、まだこの傷はい癒えていない」と記しました。

さらに、「この攻撃により負傷した人々、特にさらに新型コロナウイルスに感染した人々は未だに苦しんでいる」と語っています。

イラン外務省も最近、サルダシュトへの化学爆弾による空爆に言及し、「イラン国民は、この恐ろしい化学兵器による攻撃におけるサッダーム政権への米国とヨーロッパの支援と加担を、忘れたことはなく、また決して忘れることはないだろう」と強調しました。

イラン外務省はまた、イラン国民はサルダシュトでの凶悪な犯罪に対する国連安保理の沈黙を決して忘れたことはない、と表明し、「イラン国民は、敵が破壊したものが何であれ、それを再建するだろう」と述べました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://urmedium.com/c/japaneseradio

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283

タグ