イラン外務省報道官、「イランは防衛力強化のための正当な努力を惜しまない」
7月 02, 2020 15:31 Asia/Tokyo
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官は、「米国当局がイラン国民に対する軍事的選択肢があることについて語り、また地域からの自国軍の撤退を遅らせている限り、我が国はその持てる能力に頼り、防衛力を強化するための正当な努力を惜しむことはないだろう」と語りました。
イルナー通信によりますと、イラン外務省のムーサヴィー報道官は1日水曜夜、米国務省のブライアン・フック・イラン担当特別代表の発言や地域諸国分裂化の任務、及びイランに対する同大領による脅迫に答える形で、同代表が述べた価値のない発言を、全く根拠のないものであるとし、これを強く非難するとともに否定しました。
さらに、「フック代表は、武器制裁の延長をめぐって、根拠もなく正当化するために無駄な工作をすると同時に、イランに関する軍事的選択肢、しかも妄想家の米国大統領の事務机の上に何年も置きざりにされ塵が積もった、有効期限がとっくに切れた選択肢について語っている」と述べました。
そして、「地域の真の脅威は情勢不安や破壊をもたらす米軍の駐留であり、それは地域を軍事基地に転換し、アメリカ製軍事産業製品の輸出の円滑化を狙っての地域分裂、恐怖感の扇動を原因とした地域の発展を阻止する」と強調しました。
ムーサヴィー報道官は、「地域の国々による地域の安全確保こそイランの原則的で一貫した政策である」と述べ、「イランの軍事計画の本質は、完全に防衛的である」としました。
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