イラン外務省報道官、「イランと中国は、戦略的関係の拡大という政治的な意思を固める」
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ムーサヴィー報道官
ムーサヴィー・イラン外務省報道官が、同国と中国の包括的協力計画に触れ、「わが国と中国の政府関係者の政治的意欲は、両国の戦略的な関係の拡大と強化に向けられている」と語りました。
ムーサヴィー報道官は8日水曜、イランと中国の25ヵ年ロードマップ作戦に関してなされた、虚偽の主張の多さに反応し、「2016年にイランと中国の両首脳の間で締結された合意に基づき、両国は戦略的相互関係の拡大と深化に向けた自らの政治的な意思を明らかにしており、両国間の25ヵ年包括的ロードマップの作成により、今後多年にわたりイランと中国の経済・政治的関係の全面的、体系的な拡大を追求すると決定した」と述べています。
また、「両国の専門機関の参加・協力により、イランと中国の協力文書の初期段階の草案が起草されており、現在すでに協議の段階に入っている」とし、「協議が終わった後、この文書は法的手続きに入るため法的に有効にするため、イラン国会に提出される」としました。
さらに、イランと中国の合意に対する米国務省報道官の敵対的、憤慨的な反応に触れ、「イランと中国の戦略的な関係は、両国の国民にとって相互に重要な利益を有していることは疑いのない事実であり、この協議決裂に全力を挙げるであろう敵が存在することは当然だ」と語っています。
そして、両国の関係に関連したペルシャ湾内のイラン領の島々の貸し出し、安価での原油の専売、武装軍の配備といった主張を荒唐無稽だとし、「このような主張はあえて否定する価値もない」と述べました。
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