イラン外務省報道官、「武器禁輸制裁が延長されれば強く反発」
7月 11, 2020 13:18 Asia/Tokyo
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「アメリカの圧力によりわが国に対する武器禁輸制裁が延長された場合、イランは強い反応を示すだろう」と語りました。
ムーサヴィー報道官は、イラン中部イスファハーンにて記者団に対し、IAEA国際原子力機関定例理事会で出された対イラン決議に触れ、「わが国は、自発的にIAEAと協力しているが、それが永遠に続くとは限らない」と述べました。
また、イラン中部ナタンズのウラン濃縮施設内の作業所の1つにおいて発生した事故に触れ、「イランの治安機関が現在、事故の全容の解明に向けて調査に当たっている。その結果、外国の因子が関与していたということになれば、それを行った者は相応の結果が待っていると明言しておく」としました。
そして、アメリカがWHO世界保健機関からの脱退を正式通知したことについて、「現職のトランプ大統領が就任して以降、国際機関や国際条約に対するアメリカの行動は支離滅裂だった」と語りました。
さらに、「世界の人々が新型コロナウイルス禍に瀕している中で、アメリカがWHOを脱退することは保健医療テロに等しい」と述べました。
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