8月 09, 2020 04:24 Asia/Tokyo
  • 米戦闘機による旅客機の飛行妨害
    米戦闘機による旅客機の飛行妨害

イラン国連大使が国連に抗議の書簡を送付し、米戦闘機によるイラン旅客機への飛行妨害に関して、アメリカの引責を求めました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー・イラン国連大使は8日土曜、「イランは、グテーレス国連事務総長と安全保障理事会に対して所管を送付し、アメリカによる国際法違反に対する最も強い抗議の意を伝えた」と語っています。

また、「シリア上空でのアメリカによるイラン旅客機への飛行妨害は、違法かつ挑発的だ」とし、「イランは、国際機関を通じてこの問題を追及する」と述べました。

さらに、「アメリカの戦闘機の行動は、国際民間航空条約(通称:シカゴ条約)に照らし、空の安全および民間機の飛行の自由への公然とした侵害行為に当たる」とし、「アメリカの戦闘機の危険行為は、1971年の民間航空不法行為防止条約(別名;モントリオール条約)に対する違反でもある」としています。

先月23日、テヘラン空港を出発してレバノン・ベイルートに向かっていた、イラン・マーハーン航空1152便がシリア領空を飛行中に、2機の米戦闘機に飛行を妨害されました。

このため、同旅客機の機長は戦闘機への衝突を回避するため機体を急降下させたことから、その際の衝撃で多数の乗客が負傷しています。

 

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