イラン政府報道官、「イラン国民に対する圧力・制裁政策は失敗する」
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イランのラビーイー政府報道官が、「わが国の国民に対する圧力・制裁政策の行き詰まりと失敗の兆候は、アメリカの現政府関係者の顔に明白に見て取れる」とし、「アメリカの対イラン政策は近いうちに記録に残る大失敗に直面するだろう」と語りました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
9月 02, 2020 13:10 Asia/Tokyo

イランのラビーイー政府報道官が、「わが国の国民に対する圧力・制裁政策の行き詰まりと失敗の兆候は、アメリカの現政府関係者の顔に明白に見て取れる」とし、「アメリカの対イラン政策は近いうちに記録に残る大失敗に直面するだろう」と語りました。

ラビーイー報道官は1日火曜の記者会見で、「アメリカにはもはや、新たな対イラン制裁行使の手段がない」とし、「ある意味、一方からはイラン国民の国を挙げての意思、他方からは国際社会での孤立、それがアメリカに重くのしかかっている。今や『最大限の圧力』は行使者自身であるアメリカへの圧力に変わりつつある」と指摘しました。

また、アメリカが、対イラン国連制裁復活を可能にする紛争解決メカニズムの発動を狙った工作に触れ、「アメリカの主張には法的な根拠がない。アメリカはもはや核合意の一員ではなく、この合意条項の1つを勝手に悪用する事はできない」と強調しました。

さらに、「アメリカは、自らの最大限の圧力政策が失敗し万策尽きたことから、国連安保理決議2231をめぐる稚拙で専横、盲目的な解釈に走った。それは今や世界のほとんどの国からもはねつけられている」と語りました。

ラビ―イー報道官は、ポンペオ米国務長官が先に行った「今月20日に対イラン国連制裁を再発動する」という発言に言及し、「アメリカはこれまでに、安保理内で2つの大失態を引き起こした。『制裁』なるものは、ポンペオ長官の空想の中でのみ再発動されることになる」と述べました。

最後に、「イランは、世界のすべての国の行動を隈なく監視している。米国が追求する法律違反を、国際法をめぐる国際社会の総意への最も明白な合意違反と見なし、必要に応じて相応の報復措置をとるだろう」と結びました。

 

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