イランの法学者5000人が、イスラム預言者を侮辱した仏紙を非難
(last modified Wed, 09 Sep 2020 08:12:01 GMT )
9月 09, 2020 17:12 Asia/Tokyo
  • フランスの週刊風刺新聞シャルリー・エブド
    フランスの週刊風刺新聞シャルリー・エブド

イランの法学者らが、イスラムの預言者ムハンマドを侮辱する内容の風刺画を再掲載したフランスの週刊風刺新聞シャルリー・エブドを非難しました。

シャルリー・エブド紙は最近、預言者ムハンマドを侮辱した物議をかもす風刺画を再掲載し、その傲慢な編集方針にイスラム諸国は強く反発しました。

イランの法学者5000人は8日火曜、「この侮辱行為は、自由民主主義や近代化、現代の未開的無知や野蛮さの現れの一端である」という声明を発表しました。

この声明では、「シャルリー・エブド紙の恥ずべき行為は、神聖なものに対する嫌悪を拡散し、侮辱する典型的な例であり、宗教、信仰、信念の自由に対する著しい侵害である。また、世界人権宣言第1条および第18条、また市民及び政治的権利に関する国際規約第19条3項の冒頭部分に明白に違反しており、フランスの出版物自由法第32条にてらしても犯罪と見なされる」と強調しています。

イラン法学者らは、「出版や思想の自由は、様々な宗教に対する嫌悪を拡散し、暴力、侮辱を煽るなどの行為でかなえられるものではない」として、「世界のどのメディアを通じたにせよ、イスラムを侮辱する風刺画、報道、画像、メモの公表は非難され、それを指示した者、監督者、行為者はすべて、裁判所で公正に裁かれる」と指摘しました。

 

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