イラン軍演習で、国産ミサイル「シャラムチェ」の発射が成功

9月 10, 2020 17:44 Asia/Tokyo

イラン軍対空防衛部隊のミサイル「改良型シャラムチェ」が、同軍の演習「ゾルファガール９９」において、敵方の標的に命中、破壊しました。

イラン軍による軍事演習「ゾルファガール９９」の本段階は１０日木曜、「防衛力の下での恒常的な安全」をスローガンとし、イラン南部で開始されています。

イラン軍によりますと、高速かつ高高度で飛行し、訓練エリアに侵入しようとしていた敵の飛行物体が、陸軍防空基地の管理下にあるレーダーシステムによって発見され、傍受と破壊のためにイラン国防空軍の国産防衛システムに委ねられた後、地対空ミサイル・改良型シャラムチェの発射成功により撃墜されました。

この演習のイーラーニー報道官は、「この演習では、地域および超地域の国の動きを完全に監視し、戦闘時の攻撃飛行や、必要時・緊急時における標的の位置・航路の確認といった指揮がとられる」と述べています。

イラン軍による今回の大規模な合同軍事演習は、ペルシャ湾の湾口に当たるホルモズ海峡東部、オマーン海から、北インド洋の北緯１０度までにわたる２００万km2の広範囲な地域で実施されています。

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