10月 15, 2020 18:40 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー大使
    タフテラヴァーンチー大使

タフテラヴァーンチー・イラン国連大使が、「サウジアラビアは、国内の核活動を隠蔽している」と語りました。

タフテラヴァーンチー大使は14日水曜、第75回国連総会・国際安全保障軍縮委員会において、「サウジアラビア政府は、IAEA国際原子力機関が要請する核関連規約の完全な実施を謳っておきながら、自らの核活動の隠蔽工作に出ている。だが、アメリカ政府はサウジアラビアの核活動の拡大にゴーサインを出している」と述べています。

また、「14,000を超える核兵器と年間で1,000億ドルもの関連コスト、およびそれらを使用する可能性は、人類や地球を脅かしている危険因子である」としました。

さらに、地域や世界における核兵器廃絶の大きな障壁としてシオニスト政権イスラエルとアメリカの存在を挙げ、「アメリカは世界最大の核兵器保有国であり、2019年だけで360億ドルを、自国の核兵器の拡充や最新鋭兵器の製造に費やした」と語っています。

そして、「イスラエルは、核兵器のない西アジアの実現を妨害する唯一の障壁であり、この政権に対してはNPT核兵器不拡散条約への加盟を促すべきだ」と述べました。

最後に、「イランは、宇宙空間の軍事化への阻止に向けた、兵器廃絶協議の開始を支持する」と結んでいます。

 

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