イランの抒情詩人ハーフェズ詩集 新英訳が好評で重版
10月 17, 2020 20:25 Asia/Tokyo
イランの著名な抒情詩人ハーフェズの詩集の新しい英訳版の売れ行きが好調に付き、第2版が発行されました。
ハーフェズは、14世紀のイランの著名な抒情詩人で、世界的にも名高い詩人の1人です。 今回第2版が出た「ハーフェズ詩集」の新たな英訳本は、イラン人文学者バハーホッディン・ホッラムシャーヒー氏によるもので、およそ3年かけて翻訳されたもので、昨年初版が発行されました。
この詩集には、ハーフェズによる詩の他にも、イスラムの聖典コーラン、社会、政治問題に対するこの偉大な詩人の見解も盛り込まれています。
ハーフェズは本名をムハンマド・ブン・バハーホッディーンといい、コーランを暗誦していたことから、アラビア語でコーランの暗誦者を意味するハーフェズと呼ばれています。
ハーフェズ詩集には、500句の抒情詩や四行詩、頌詩などが収められており、これまでに世界の多くの言語に翻訳されています。
この詩人の抒情詩はドイツの大文豪ゲーテ、フランスの小説家アンドレ・ジッド、パキスタンのエグバール・ラホーリー、イギリスの小説家コナン・ドイルなど、世界の著名な作家に大きなインスピレーションを与えています。
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