仏大統領のイスラム侮辱発言 イランの宗教少数派議員が非難
10月 28, 2020 20:35 Asia/Tokyo
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イランの宗教少数派議員が、マクロン仏大統領の発言を非難
イラン国会の宗教少数派議員らが、イスラムの預言者ムハンマドの神聖を侮辱した仏紙シャルリーエブドを擁護するマクロン仏大統領の発言を非難しました。
フランスの週刊風刺新聞シャルリーエブドは最近、イスラムの預言者ムハンマドを侮辱する内容の風刺画を再び掲載しました。
マクロン大統領は、民主主義や外交慣習に外れた発言の中で、「フランスはこれからもイスラムの預言者に対する侮辱的な風刺画の掲載を続け、イスラム過激派の取締りを強化する」と表明しました。この発言に対し、イスラム教徒からは「この上ない恥知らずな発言」との強い非難の声が上がっています。
イラン国会の少数派宗教派議員らは、28日水曜に発表した声明の中で、マクロン大統領の無責任な侮辱発言に言及し、「マクロン大統領は、表現の自由を口実に、文化的・政治的暴力を招く言葉の暴力やみだらな表現を普及させている」と非難しました。
そして、西側首脳陣に向かって、平和や文化・宗教の共存を求めるならば、自らの誤った信条やアプローチを根本的に考え直すよう呼び掛けています。
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