イラン国連大使、「IAEAはサウジとイスラエルの核活動を監視すべき」
11月 12, 2020 19:18 Asia/Tokyo
イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、サウジアラビアとシオニスト政権イスラエルによる核活動に関し、IAEA国際原子力機関が監視し可視化するよう要請しました。
タフテラヴァーンチー国連大使は11日水曜、IAEAの年次報告を議題とした国連総会の会合において、同機関の独立性および中立性の維持が必要であるとし、「もしサウジアラビアが核の平和利用を求めているなら、透明な形で行動し、IAEA査察官による核活動の検証を許可しなければならない」と述べました。
また、シオニスト政権イスラエルが依然としてNPT核兵器不拡散条約を批准しておらず、自らの核活動に対する査察を拒否していることに言及し、「IAEAは独立した専門的アプローチでこの問題を解決すべきだ」としました。
続けて、諸国の経済・社会的拡大の様々な側面において核エネルギーが果たす重要な役割に触れ、「イランは現在、発電、医療、農業、工業のために核エネルギーを利用している」と指摘しました。
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