南アフリカ大統領がイラン訪問、政府高官と会談
南アフリカのズマ大統領が、テヘランでイランの政府高官と会談を行っています。
ズマ大統領は、イランの政府高官と会談を行うため、24日日曜、テヘラン入りし、イランのローハーニー大統領の歓迎を受けました。
ローハーニー大統領は、ズマ大統領との共同記者会見で、南アフリカは重要な国だとして、「イランの人々は南アフリカの人々がアパルトヘイト政権と戦っていた時代に、この国の人々とともにあり、彼らを支持していた」と述べました。
ローハーニー大統領はまた、「鉱工業、エネルギー分野における両国の関係、イランが南アフリカで行うことのできる技術的活動、南アフリカからイランに参入できる企業、運輸の問題は、両国が強調しているものだ」と述べました。
ズマ大統領も、ローハーニー大統領との会談で話し合われた内容を、肯定的なものだとしました。
ズマ大統領はまた、「イランは南アフリカの人々の闘争の歴史において、重要な地位を有している。当初から南アフリカの人々との連帯を表明し、アパルトヘイトとの関係を断ち切った」と述べました。
さらに、イランを地域の大国だとして、両国の関係の拡大を求めました。
ズマ大統領は、核合意の成功とイラン国民に対する抑圧的な制裁の解除に触れ、「制裁解除はイランが世界各国との経済関係を拡大する要因となり、南アフリカもこれについて大変満足している」と語りました。
また、両国の協力覚書が、ローハーニー大統領とズマ大統領の立会いのもと、両国の政府高官により調印されました。
両国が調印した協力覚書は、貿易や産業、共同投資、農業、水資源の管理、保険、資金洗浄に関する情報交換、石油産業や石油化学産業に関する研究所、文化や芸術に関するものとなっています。
ズマ大統領の今回のテヘラン訪問に、同国の6人の閣僚などの政治・経済分野の高官180人、経済活動家およそ100人が同行しています。