在ウィーン国際機関イラン代表部が、米の核爆弾実験の意向に対する懸念を表明
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在オーストリア・ウィーン国際機関イラン代表部のガリーブアーバーデイー代表が、包括的核実験禁止条約に対するアメリカの破壊的アプローチに遺憾の意を示し、同国の核爆弾実験の実施について懸念を表明しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 16, 2020 20:08 Asia/Tokyo
  • 核爆弾実験
    核爆弾実験

在オーストリア・ウィーン国際機関イラン代表部のガリーブアーバーデイー代表が、包括的核実験禁止条約に対するアメリカの破壊的アプローチに遺憾の意を示し、同国の核爆弾実験の実施について懸念を表明しました。

ファールス通信によりますと、ガリーブアーバーデイー代表は、包括的核実験禁止条約(CTBT)第55回準備委員会会合での演説において、アメリカの上院委員会が核爆弾実験実施の準備に向けて1000万ドルの予算を承認したことに強い懸念を示し、同国に対し、この分野における自国の責務を守るよう求めました。

また、この条約とサウジアラビアとの間の現状も指摘し、同国が条約にまだ署名していないことを批判して、早急に署名するよう求めました。

続けて、あらゆる核兵器の全廃の必要性に関する、イランのかねてから変わらない基本方針を強調して、「わが国は、核兵器の回収、非核兵器の撤廃、国連による効果的で綿密な制御を最終目標とした、核兵器撤廃に関する条約の中に記載されている諸目標を支持する」と述べました。

そして、「イラン政府は、あらゆる核兵器および核爆破実験の停止、そして核兵器の量的拡大と威力増大を終わらせることが、核兵器撤廃に向けて必要な最初の一歩だと考えている」としました。

 

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