イラン外務省報道官、「タンカー拿捕に対し韓国が取った行動は認められない」
(last modified Wed, 06 Jan 2021 07:08:31 GMT )
1月 06, 2021 16:08 Asia/Tokyo

ハティーブザーデ・イラン外務省報道官が、「ペルシャ湾での韓国船籍タンカーの拿捕問題は完全に技術的なものだ」と再び強調し、「この問題に関する韓国政府の行動は理解不能であり、受け入れられない」と語りました。

ハティーブザーデ報道官は5日火曜、拿捕された韓国船舶の最新状況に関する記者らの質疑に答え、「既に発表されているとおり、韓国船舶の問題は完全に技術的なものである。我が国は他国と同様、海洋環境の維持に関して非常に神経を尖らせて、それに違反した場合には法に則って対処する」と述べています。

ハティーブザーデ報道官

 

また、「この問題に関する韓国政府の行動は理解できるものではなく、受け入れられない」とし、「イランは韓国政府に対し、この技術的な問題に論理的かつ責任ある対応をするよう勧告する」としました。

さらに、この問題の追跡調査・解決を目的とした、韓国代表団のイラン訪問に関するニュース報道についても、「韓国外相代理のテヘラン訪問は以前から提起されていた案件であり、今回の問題とは関係がなく、両国間でこれとは別の訪問の実施に向けた合意というものはない。それは、今回の問題が基本的に技術的な問題の枠内にあり、法律の定めるところに則って進められ、外交目的の訪問は必要ないからだ」と語っています。

今月4日、イランイスラム革命防衛隊海軍が、海洋環境法違反および、複数回にわたる警告無視を理由に、韓国船籍のタンカーを拿捕しました。

 

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