在ウィーン国際機関イラン代表、「ナタンズ・フォルド核施設に新世代型の遠心分離機を設置」
2月 03, 2021 04:24 Asia/Tokyo
在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表が、イラン中部ナタンズとテヘラン南部近郊ゴムにあるフォルド核施設にIR2m型およびIR6型の遠心分離機が設置されたことを明らかにしました。
ガリーブアーバーディー・イラン代表は2日火曜、ツイッター上にメッセージを発表し、「4倍の容量となるIR2m遠心分離機が348基連結されたカスケードが、ナタンズに正常に設置され、六フッ化ウランガスが注入されて濃縮作業を行っている」と述べています。
また、フォルド核施設でも2つのIR6遠心分離機カスケードの設置が開始されたことに触れ、「今後さらに多くの新たな遠心分離機が設置されるべく、現在準備が進行中である」としました。
さらに、「IAEA国際原子力機関は、イランで検証活動を実施するための認可を許可をまだ保持しており、この分野の計画に基づいた進展状況についても知らされることになる」と語っています。
アメリカの一方的な核合意離脱および、欧州の関係国によるこの合意に基づく責務不履行から2年後、イランはIAEAの監視下で、自国の責務履行を段階的に縮小するための措置を開始しました。
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