イラン政府が、最高指導者からの一丸となっての制裁解除要求アピール命令を歓迎
イラン政府が声明を発表し、「制裁解除とイラン国民の利益保護のための戦略的措置」法案の実施および、制裁解除要求に向けた一丸となってのアピールという、同国イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の命令を歓迎しました。
イルナー通信によりますと、イラン政府は22日月曜、声明を発表し、全国一丸となってのこの国会法案の実施要求アピールという、ハーメネイー師の命令を歓迎しています。
この声明ではまた、「IAEA国際原子力機関とのイランの交渉及び合意は、国の憲法と法律、特に国家安全保障最高評議会の承認事項に完全に合致している」と述べられています。
さらに、「イラン政府は、議会で可決された『制裁を解除し、イラン国民の利益保護のための戦略的措置』法を含む国の法律を施行することを、自らの責務とみなしている」とされています。
続けて、「政府は、今月15日から追加議定書を超えた自主的行動の停止をIAEAに正式に通知しており、これは本日23日火曜日に発効する」となっています。
そして、「イランの目標と政府の明確な計画は、イラン国民の権利を実現し、米国の違法行為と政策に賢明かつ厳格に立ち向かい、イラン国民に対する残忍で非人道的な制裁をできるだけ早く解除することにある」とされています。
ハーメネイー師は22日、イラン最高指導者の選出権限を持つ専門家会議の議長及びメンバーらと会談した際、「議会と政府は、内分裂や二極分化を示さないよう、今や制裁解除に関する戦略法の実施法をめぐる見解の対立を解消する必要がある」と語っています。
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