イラン国家安保評議会書記、「地域でのタクフィール派テロ復活を許さない」
2月 27, 2021 19:39 Asia/Tokyo
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、イラクのフセイン外相との会談で、「わが国やテロに反対するそのほかの諸国は、地域における従属的なタクフィール派テロリズムの復活を許さないだろう」と語りました。
イルナー通信によりますと、シャムハーニー書記は27日土曜、テヘランでフセイン・イラク外相と会談した際、同国における最近のアメリカの挑発行為に言及し、「米軍追放に関するイラク議会の議決法案の施行の遅延により、地域では緊張や危機が高まっている」と述べています。
また、現在の緊張と危機を緩和するための、地域諸国の共同協力と努力の必要性を強調しました。
さらに、「地域でのテロ組織ISISの活動を助長するためのアメリカによる最近の動きと、テロと戦う抵抗部隊への残忍な攻撃は、組織化されたテロの新ラウンドの始まりである」と強調しています。
そして、ある種の大量虐殺を想起させるイエメン国民の憂うべき事態に触れ、「イランがイエメン戦争終結に協力する用意がある」と発表しました。
一方、フセイン外相もこの会談で、「長年テロと戦ってきたイラクにとって、最優先事項は治安確立である」と述べています。
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