3月 13, 2021 17:53 Asia/Tokyo
  • イランのタフテラヴァーンチー国連大使
    イランのタフテラヴァーンチー国連大使

イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、相互協力によってのみ問題を解決できるとする、新型コロナウイルスワクチンの全員接種に向けた世界的運動に加わり、「一方的で違法な制裁は、数億人がこのワクチンの接種を受けることを妨害している」と指摘しました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー国連大使は12日金曜、ツイッターにおいて、互いに協力する世界規模での包括的アプローチによってのみパンデミックを打ち負かすことができると強調し、制裁を行う諸国に向けて、「人々の生命を救うために、違法な制裁を即刻止めるべきだ」と呼びかけました。

グテーレス国連事務総長は12日、「COVID-19ワクチン」というハッシュタグを用いた運動を開始し、全ての人々がこのワクチンの接種を受けられるよう求めました。

これまでに、多くの国連関係者、国連に駐在する各国代表、様々な国の外相や政府・学問・大学関係者などが、この運動に参加しています。

生活必需品や医薬品・医療用品までも対象としたアメリカの圧政的で一方的な制裁は、対象国の人々、とくに新型コロナウイルス感染者にとって、大きな問題を引き起こしています。

イランのザリーフ外相も先日、このウイルスが感染拡大している中でのアメリカの敵対的政策を批判し、「世界はもはや、医療テロとも結びついている米国の経済テロに対して黙っていられない」と述べていました。

 

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