イラン外相補佐官、「イ・中関係は、戦略・包括的協力へと発展」
3月 28, 2021 17:02 Asia/Tokyo
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イランのザリーフ外相と王毅国務委員兼外相
レザー・ザビーブ・アジア太平洋地域担当イラン外相補佐官が、「イランと中国の関係は、戦略・包括的協力へと発展した」と語りました。
27日土曜、イランの首都テヘランで、同国のザリーフ外相および、王毅外相らにより、25ヵ年協力計画と称するイラン・中国包括的協力計画文書が調印されています。
ザビーブ補佐官は同日夜、「今回、わが国と中国との間で調印された文書には、政治、経済、および安全保障・防衛という3つの部門が盛り込まれている」と述べました。
また、「この文書への調印により、両国は協力パートナーシップの段階へと突入した。すなわち、貿易・売買から協力・パートナシップへと格上げされており、関係のすべての側面をカバーし、戦略的であることから包括的なものとなっている」としています。
さらに、「この文書には2つの骨子が盛り込まれている。一つ目はインフラの軸であり、科学技術分野における両国間の重要な協力と、主に投資の分野における経済関係への支援であり、二つ目は貿易およびサービスに関連したものだ」と語りました。
なお、イラン外務省のハティーブザーデ報道官もツイッター上で、「わが国と中国との戦略・包括的協力は新たな段階に入った」とコメントしています。
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