4月 12, 2021 18:20 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、「シオニストは、圧政的な制裁解除におけるイランの成功に報復しようとしているが、わが国はこのことを許さないだろう、としました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は12日月曜、イラン国会国家安全保障外交政策委員会の会合において、11日日曜にイラン中部ナタンズ核施設で発生した事故に触れ、この重大な現状において、核施設や核科学者を適切な形で警備する必要があることを強調しました。

また、「シオニスト政権イスラエルの政治・軍事関係者は、対イラン制裁解除における進展を許さないと明言しており、現在その目的を達成しつつあると考えている」とし、「シオニストは、自分に対する回答を、イランの核分野での更なる発展の中で受けるだろう」と語りました。

ザリーフ外相は、「ナタンズ施設は過去より力強くなり、またより高性能の機械を使用して建設されている。シオニストは協議において我々が弱い立場に追い込まれたと考えるかもしれないが、彼らのこの卑劣な行動により、逆に我々の立場はより強くなるだろう。そして、協議の相手国は、これまでにナタンズで第1世代の遠心分離機を目にしていたとしても、現在はこの施設で濃縮能力が数倍に増加した多量の高性能の遠心分離機の設置が可能であることを認識すべきである」と述べました。

11日日曜未明、ナタンズ核施設の送電網の一部で事故が発生しました。

 

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