イラン外相が、国内でのウラン濃縮続行を強調
4月 13, 2021 03:56 Asia/Tokyo
ザリーフ・イラン外相が、同国内での核施設におけるウラン濃縮の続行を強調しました。
イルナー通信によりますと、イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のアムーイー報道官は12日月曜、「ザリーフ外相は、当委員会のメンバーとの会議において、国内の核施設でのウラン濃縮続行を明らかにした」と述べています。
また、「ザリーフ外相は、より新しい遠心分離機を第1世代の遠心分離機の代替とすることで、脅威をチャンスに変えようとしていると強調した」と語りました。
さらに、オーストリア・ウィーンでの協議についても、「この協議に関して、ザリーフ外相は我々としては段階的な合意という構想は受諾しないこと、そしてイランの方針がすべての制裁の解除後に検証・確認がなされるべきだという旨を告げた」としています。
最後に、ザリーフ外相の表明に触れ、「ウィーン協議では直接的または間接的な対米交渉は行われず、イランの協議の相手側はP4 +1国、すなわち英独仏中ロである」と述べています。
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