4月 15, 2021 19:23 Asia/Tokyo
  • ローハーニー・イラン大統領
    ローハーニー・イラン大統領

ローハーニー・イラン大統領が、「わが国による60%濃度でのウラン濃縮に欧米諸国が懸念を示していることは的外れだ」と語りました。

最近、イランは、先日同国中部ナタンズの核施設に対し破壊行為がなされたことへの対抗措置として13日火曜夜、同施設での60%濃度でのウラン濃縮開始に踏み切りました。

来週には60%濃度のウランが製造できると予想されます。

この措置の実施は、文書にてIAEA国際原子力機関に通告されています。

イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領は15日木曜、ビデオ形式で行われた、石油化学産業分野の4つの国家プロジェクトの操業開始式典において、「これ以前にも我々は、やろうと思えば60%濃度でウラン濃縮ができていた。このレベルでの濃縮についての欧米諸国の懸念表明は的外れだ」としました。

続けて、「唯一の解決方法は、米国とその他の国々が国連安保理決議2231と核合意に完全に復帰することだ」と述べています。

そして、「もし彼らがこれを行うならイランは、それほど時間を要さない検証の後、即座に自国の全責務履行に復帰するだろう」と語りました。

 

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