イラン大統領、「地域への米の駐留は安全・安定維持への助けにならない」
(last modified Wed, 21 Apr 2021 10:58:30 GMT )
4月 21, 2021 19:58 Asia/Tokyo

イランのローハーニー大統領が、地域的な方策を主軸とした地域での安定と平和の確保の必要性を強調しました。

ローハーニー大統領は21日水曜、パキスタンのクレシ外相と会談した際、アメリカのアフガニスタン撤退決定に触れ、「地域におけるアメリカ軍の駐留は、これまで安定や安全の維持への助けにならなかった」と述べています。

また、「イランとパキスタンは、アフガニスタンの最も重要で影響力ある隣国として、交流と協力を通じこの国の和平プロセスを管理する上で自らの役割を果たす必要がある」としました。

一方、クレシ外相もこの会談で、パキスタンのカーン首相が対イラン関係の拡大を強調していることに触れ、「近い将来、二国間関係が新たな段階に入り、特に貿易と経済の分野において、両国間の関係の発展に新たな道が開かれるよう希望する」と語っています。

さらに、国際舞台での大きな外交成果としての核合意への支持を表明し、「核合意がイランの努力によって維持されたこと、そしてこの多国間協定の復活に向け今日、再交渉がなされていることは非常に喜ばしい」としました。

 

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