May 06, 2016 18:29 Asia/Tokyo
  • イラン原子力庁長官がIAEA事務局長と会談、核合意の実施について検討

イランのサーレヒー原子力庁長官が、IAEA国際原子力機関の天野事務局長と会談し、核合意に沿って実施された措置について検討しました。

イルナー通信によりますと、サーレヒー長官は、5日木曜、オーストリアのウィーンで天野事務局長と会談し、核合意の枠組みの中で、最初の3ヶ月間に実施された措置について話し合いました。

サーレヒー長官はこの会談で、天野事務局長の報告に満足の意を示し、「IAEAは、一部の分析や説明ではなく、核合意に基づいて見解を述べるべきだ」と語りました。

一方の天野事務局長もこの会談で、イランとIAEAの協議の継続は、IAEAの実態調査と監視活動を保証する上で非常に重要だとしました。

サーレヒー長官は、この会談の後、記者団に対し、「イランとIAEAの関係は良好であり、天野事務局長をはじめとするIAEAの関係者は、問題を真剣に検討している」と強調しました。

サーレヒー長官は、「核合意の内容は非常に明確であり、そのため逐一説明する必要はない」と語りました。

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