第5回核合意合同委員会会合が、本日ウィーンにて実施
May 25, 2021 18:32 Asia/Tokyo
核合意の効果的な完全実施を話し合う、イランと5カ国グループによる第5回核合意合同委員会が25日火曜、オーストリア・ウィーンにて開始されます。
今回の会合への参加のため、イラン協議団の長を務めるアラーグチー外務次官がすでに、テヘランを出発してウィーンに向かっています。
EUは声明を発表し、「今回の会合は、イランおよび5カ国グループの外務次官および外務省政治局長級で開催される予定だ」としました。
この会合の参加者らは、アメリカの核合意復帰や、この合意の効果的かつ完全な実施の信頼度について、協議を続けることになっています。
なお、この会議の調整役を担当するのは、欧州対外行動局のエンリケ・モラ副事務局長です。
今回の会合が再開される一方で、対イラン核合意の再生・復活に関する期待が高まっています。
ウィーン協議の結果に関する世界の大国のほぼ一致した解釈からは、この会合にて注目に値する進展が見られ、核合意の復活と抑圧的な米国の対イラン制裁の解除の全体像が見えてきたことが伺えます。
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