イランと韓国の通商取引が再開
6月 06, 2021 18:36 Asia/Tokyo
イラン・韓国共同商業会議所のタンハーイー代表が、両国の通商取引が再開されることを明らかにしました。
タンハーイー代表は6日日曜、イルナー通信とのインタビューにおいて、この数日間に韓国の経済責任者や活動家がより頻繁にイランを往来していることに触れ、「複数の韓国の大企業が、再びイランの通商リストに加わる準備があると表明している」と述べました。
また、今後3~5ヵ月の間の韓国との通商再開が予測されることを強調して、「韓国内のイラン凍結資産についても、現金や生産品での支払いに代わって、技術装備品や自動車部品などでイランに返されることが決まっている」と説明しました。
イラン中央銀行の発表によれば、韓国内のイラン凍結資産は約80億ドルにのぼりますが、現金での返還もしくは代替としての食糧品・医薬品の送付に向けて、過去1年間に幾度も協議が行われて両国が合意したにもかかわらず、そのどれもが未だ実施の段階には至っていません。
経済専門家らは、韓国がイランの凍結資産に関する約束を実行に移さない主な原因を、同国政府が米ホワイトハウスの政策に従っているためだと見ています。
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