イラン最高指導者が、国民の英雄伝的な選挙参加に因みメッセージ
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、18日金曜に実施された第13期イラン大統領選挙に、国民が意欲的に参加し一大英雄伝を打ち立てたとして、国民に謝意を表明しました。
ハーメネイー師は19日土曜、イラン国民が今回の選挙に大々的、意欲的に参加したことに因んでメッセージを発信し、選挙の大勝者はイラン国民であるとし、「国民生活・生計上の困難についての不満、人々の意欲をなえさせようとする反対表明、感染症の大流行の脅威などの要因、投票開始直後の一部の混乱も、国民の決意にはかなわなかった」と述べています。
また、大統領あるいは市町村議会の議員という高い責任を負う者として選出された国民の代表者らに対し、国家と国民に奉仕する機会の有り難味を理解し、常に宗教的な動機に配慮してほしい、としました。
さらに、「18日の選挙への大々的かつ英雄伝的な参加により、国民諸君の名誉に関するさらなる輝かしい1ページが加えられたとし、あらゆる形で投票率を低下させる可能性があった要素に直面しながらの国民諸君が生み出した全国の投票所の壮大な光景は、希望に満ちた精神と確固たる決意と見識の明白なしるしであった」と述べています。
そして、「昨日の選挙の大勝者はイラン国民であり、敵の傭兵メディアの宣伝や犯罪者や悪意のある人々の誘惑に再び立ち向かい、国の政治の中心におけるその存在を示した」としました。
最後に、「イラン国民と、国民により選出された大統領、そして全国の市町村議会で高い責任を果たしている、尊敬されるべき議員諸君に祝意を表明する」と語っています。
イランでは18日金曜、第13期イラン大統領選挙および、第6期市町村議会選挙、第11期国会中間選挙第1回目、第5期専門家会議中間選挙第2回目が実施されました。
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