イラン環境庁長官、「女性は世界平和に重要な役割」
イランのエブテカール環境庁長官兼副大統領が、日本財団の笹川会長と会談し、両国の協力の共通の下地について協議しました。
イスナー通信によりますと、エブテカール長官は、イランと日本の初めての国際シンポジウムの傍らで行われた会談で、「平和は内部的な平和と共に始まる。この平和は人間の内部から、家族制度の中から出てくるもので、世界平和の実現につながる。女性は平和を作り出し拡大する上で重要な役割を有している」と述べました。
また、世界の恒久的な発展と平和の実現における女性の役割を強調すると共に、この分野でのイランと日本の協力、経験と知識の移転を求めました。
エブテカール長官は、「イランと日本はとくに文化面で非常に多くの共通性を有している。それは両国の長い歴史と良好な協力と共に、この分野で新たな協力を形作る上で重要な役割を有するものとなるだろう」と述べました。
一方の笹川会長も、この会談で、近い将来、環境をテーマに、日本で開催される国際会議について触れ、エブテカール長官に対して、この会議に出席して演説を行うよう求め、日本の経済産業大臣の正式な招待状を手渡しました。
さらに、「今回のシンポジウムへのエブテカール長官の参加と演説は、特に環境の分野における両国の関係の改善と強化に非常に重要な影響を及ぼす可能性がある」としました。
また、「日本での高齢化問題など様々な社会問題や環境問題について触れ、「各国の協力拡大は多くの問題の解決につながるだろう」としました。
笹川会長はまた、イランの学術・大学のレベルの高さを強調し、とくに社会や環境分野での両国の学術・大学の協力の拡大を求めました。
笹川会長はこのほか、イランの保健・医療教育大臣とも会談しました。