6月 26, 2021 20:28 Asia/Tokyo

タフテラヴァーンチー・イラン国連大使が、「シリア危機は平和的かつ、国際法の原則に従って解決される必要がある」と強調し、シリアの一部に複数の外国軍や分離主義勢力、テロ組織が違法に駐留・潜伏していることについて警告しました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー大使は25日金曜、シリアを中心とする西アジア情勢問題を議題として実施された国連安保理会議において、シオニスト政権イスラエルの恒常的な対シリア攻撃、および同国の一部における複数の外国軍の違法駐留や、分離主義勢力、テロリスト組織の潜伏の結果、シリアが情勢不安にいたったことについて言及し、それが地域の安定・安全や国際的平和に及ぼす影響について警告しています。

また、憲法委員会の業務続行の必要性を強調し、近いうちに第6回委員会の会合が開催されるよう希望する、としました。

さらに、シリアの復興・再建のプロセスにも触れ、「シリアの再建や難民の祖国帰還を憲法委員会の活動の進展や類似の問題に結びつけることは、シリアの人々の苦痛の長期化を招くだけだ」と語っています。

そして、「シリア危機は、国際法の原則、国家主権と領土保全、および対外・対内事項への内政不干渉の尊重に従い、平和的に解決される必要がある」としました。

 

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