リトル・イラン国立公園;イラン諸民族の住居や観光名所のレプリカ展示場
7月 03, 2021 00:53 Asia/Tokyo
テヘラン西方の街キャラジにある「リトル・イラン国立公園」は、イランの民族・文化的多様性を展示することを目的として造られました。
この公園では、イランの様々な民族の独特な特徴を有した家屋、文化・文学分野の重要人物の彫像、イラン各地の観光名所のレプリカが展示されています。
ここでは、中部チャハール=マハール・バフティヤーリー州に住むバフティヤーリー民族の遊牧民テント、南東部ケルマーン州のバム遺跡、中部イスファハーン州アーブヤーネ村、北西部アルダビール州シャーフサヴァン村、北西部タブリーズ近郊のキャンドヴァーン村、中部ヤズドの地下貯水槽、西部ガズヴィーンのサァドルサルタネ・バーザール、東部・南ホラーサーン州の伝統的風車など、イランの文化・観光において重要な12の地域を紹介しています。
リトル・イラン国立公園は、新しい公園造成の分野における傑作であり、イラン最初の文化公園としてユネスコにも登録されています。
この公園が造られた目的は、イラン諸民族の住居や観光名所のレプリカを集中して見ることができることにあります。
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