イラン大統領、「イラン資産押収問題は国際裁判所に」
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イランのローハーニー大統領が、「アメリカによるイラン国民の資産20億ドルの押収問題はまもなく、国際裁判所に送られるだろう」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
May 10, 2016 21:02 Asia/Tokyo
  • イラン大統領、「イラン資産押収問題は国際裁判所に」

イランのローハーニー大統領が、「アメリカによるイラン国民の資産20億ドルの押収問題はまもなく、国際裁判所に送られるだろう」と語りました。

アメリカの最高裁判所は4月20日、アメリカの裁判所がテロの犠牲者の訴えを審理する中で、賠償金の支払いにイランの凍結資産を使用することを認めました。

ローハーニー大統領は、9日火曜、イラン南部のケルマーン州の人々を前に、「イラン政府はイランの人々の資金を押収するのを許さない。この問題はまもなく国際裁判所に送られる」と述べました。

さらに、核合意の実施の結果について説明し、「この数ヶ月で、イランに30億ドル以上の投資が行われた」と述べました。

また、「今日、イラン恐怖症や脅迫は功を奏しておらず、イランの敵の言葉は世界の国々や世論に影響を及ぼしていない」としました。

ローハーニー大統領はさらに、イスラム革命防衛隊がイランや地域の安全を守る上で、効果的な役割を果たしていることについて触れ、「革命防衛隊はイラクやシリアの聖廟を守るために、レバノンやパレスチナ、アフガニスタン、その他のイランに助けを求めている地域の被抑圧者を守るために勇敢に行動する」と語りました。